Ebitengine 2.4 リリースノート

v2.4.0

Issues for v2.4.0

Windows での「真の Pure Go」

(#1488#1764)

Ebitengine は元々 GLFW の DLL を含んでおり、動的に展開していました。これは移植性という面では問題がありました。 v2.4 では、 GLFW の部分は Windows の Pure Go に書き直されました。このため、 Ebitengine は Windows では真の Pure Go となりました。 v2.4 から、 Ebitengine のアプリケーションは Arm Windows のネイティブバイナリとしてビルドすることが出来ますが、これはあまりテストされていません。また、この修正は Xbox のような他の Windows に似たシステムのための準備でもあります。

アンマネージドな画像

(#2013#2017#2124)

新しい API NewImageWithOptionsNewImageFromImageWithOptions が追加されました。次のオプションが指定できます:

この変更に伴い、ビルドタグ ebitenexternaldll は削除されました。

リサンプリングなしのオーディオデコード

(#2055)

リサンプリングを行わないでデコードする新しいオーディオ API が追加されました。 Decode の暗黙的なリサンプリングは便利であるものの、予想外に遅いことがありました。 DecodeWithoutResampling は実行コストに関してより明示的です。

また、ソースのリサンプルを明示的に行う API も追加されました:

デバッグ情報

(#2177)

新しい関数 ebiten.ReadDebugInfo と新しい構造体 ebiten.DebugInfo が追加されました。これらの API から取得できるのは、今の所現在のグラフィックライブラリの種類だけです。

その他の新しい API

API 名の変更

(#2071#2236)

これらの API が既存の API のエイリアスとして追加されました。既存の API はまだ利用可能ですが、非推奨になりました。

また、環境変数やビルドタグの名前が変更になりました。古いものはまだ利用可能ですが、非推奨です:

Kage (Ebitengine のシェーディング言語) の改善

NewShader は組み込み関数の引数や演算子に関して、型をより厳密にチェックするようになりました (#2184#2187)。

また、これらの組み込み関数が追加されました:

DirectX パフォーマンスの改善

(#2034#2149#2188)

DirectX ドライバが、バージョン 2.3 に比べて 2-3 倍早く動くようになりました。

バグ修正

このリリースはバージョン 2.3 にあったバグ修正全てを含みます。

破壊的変更

v2.4.1

Issues for v2.4.1

バグ修正

v2.4.2

Issues for v2.4.2

バグ修正

v2.4.3

Issues for v2.4.3

バグ修正

v2.4.4

Issues for v2.4.4

バグ修正

v2.4.5

Issues for v2.4.5

バグ修正

v2.4.6

Issues for v2.4.6

バグ修正