2020 年以降のロードマップ
2020 年以降の Ebiten のロードマップです。あくまで予定なので、いつでも変更する可能性があります。
Ebiten 1.12 - 2020 年 9 月
最も重要な新機能はシェーダーです。ユーザーはカスタムシェーダーを書けるようになります。シェーダーをポータブルにするために、新しい Go 風味のシェーダー言語、 Kage (影) を開発しています。
Kage によるフラグメントシェーダーの例は次のようなものです:
Go の文法と互換性があり、 go-fmt することもできます!
今は、組み込み関数を増やしたり、必要な文法要素を追加しているところです。お楽しみに!
Ebiten は Go コンパイラがリリースされてからおおよそ一ヶ月後にリリースされます。 Go コンパイラが定期的に毎年 2 月と 8 月にリリースされるので、 Ebiten は毎年 3 月と 9 月にリリースされる見込みです。
#ebiten shader current progress: lighting! #golang https://t.co/6hXEgmFcaI pic.twitter.com/NV8gJ9ge8S
— Hajime Hoshi (星一) (@hajimehoshi) July 19, 2020
Ebiten 2.0 - 2020 年 10 月
最初のメジャーバージョンアップデートになります。過激な変更を入れるのではなく、代わりにおとなしめの変更を入れる予定です。 Ebiten ユーザーが移行する際の痛みを最小限に抑えるためです。
- すでに廃止予定の機能を削除 (例:
Run
) - いくつかの関数から、戻り値のエラーを削除 (例:
DrawImage
) - 整数型に代わる新しい型を追加 (例:
GamepadIDs
が[]int
の代わりに[]GamepadID
を返すようになる)
Ebiten 2.1 - 2021 年 3 月
Nintendo Switch をサポートしたいですね。 go2cpp という Go から C++ へのコンバーターを開発したので、これを使う予定です。
Ebiten 2.2 - 2021 年 9 月
予定なし。ベクターグラフィックスや DirectX をサポートするかもしれません。